1 概要
震源は、青森県東方沖
最大深度5
北海道、青森県を中心に、死者52人、負傷者330人
2 特徴
① 速報値計算の際、震央が本来の位置よりも50㎞程北方に計算され、津波警報の発令など緊急を要する各方面からの要望によって、早急に地震の名前を決める必要に迫られたため、震源を十勝沖と発表したことから、「十勝沖地震」と命名された。 地震の発生メカニズムによる区分にしたがえば、「三陸沖北部地震」と名付けられるものであった。
② 前日までの三日間の総雨量が200㎜に及んでいたため、山崩れ、がけ崩れ、地盤崩壊が発生、道路崩壊、堤防決壊、鉄軌道被害が多かった。 また、激震で本州と北海道を結ぶ海底ケーブルが切断され通信が途絶し、本街道は一時、孤立状態になった。 本州と北海道間の交通にも大きな影響を及ぼした。