設立趣旨

災害に強いニッポンを目指して
安心安全を自ら創り出せる社会を

歴史上、繰り返し周期的に起きている大規模震災は、日本における「目の前の、今そこにある危機」だと言ってよいでしょう。

災害防止研究所は、「自分の安全は自分で確保する」という自助の精神を啓発・普及することを目的として設立いたしました。

第一に、私どもは、起こりうる災害の実態、脅威への対応要領を広く浸透させ、災害を予測して対処し、地域の中に生きる人たちが思いやりをもって助け合って困難を乗り越え、一人ひとりが強く生きる日本を構築することに貢献します。

第二に、日本の経済社会の活力源である企業の力を活かすことによって、生活・暮らしのなかで、個人やコミュニティの防災意識を高める活動を行います。
私たちは、災害防止に関する認証制度によって、組織の生産性を高めて危機管理を確かなものにすること、リーダーシップを発揮できる人材を育てることに貢献します。
また、商品やサービスの認証制度によって、より安全・安心で質の高い生活や暮らしの実現に貢献します。

第三に、災害防止に関する考え方や行動を広く定着させる活動を行います。
私たちの身の回りにあるしつけやマナーやプロトコール(儀礼)は、安全・安心を創り出す役割をもって、知らず知らずのうちに時間を超えて定着してきました。
そのように、私たちは、「自分の安全は自分で確保する」という自助の精神がアミューズメントから広がって、一つのライフスタイルとなり、文化や伝統となって定着するまで活動を継続します。

私たちは、「一人一人が強くなれ!強くなろうニッポン!」を合い言葉に、企業の力を活かしながら、災害防止の啓発・普及活動を通じて、一人ひとりが強く生きる、快適かつ平和で安全安心な社会の実現に貢献して参ります。


災害防止研究所の活動のイメージ図

2018年8月1日
一般社団法人 災害防止研究所 代表理事 吉田明生

名誉会長 柏木白光 挨拶

心・技・体の調和が取れた活動で
災害に備え、安全・安心や心の豊かさに貢献を

災害防止研究所は、人が生きていくうえで障害となるあらゆる災害を乗り越え、逞しく生きていく人材を養成することを目標に掲げています。
コロナ禍のなか、災害から生き残る術としての物や知識や技術を普及するとともに、心を癒やし、困難に負けない心を養い、心のつながりを求める時代となってまいりました。
大きな変革を引き起こす災害に対処しなければならない時代は、私たち一人ひとりの心の持ち方が問われる、文字通り、“心の時代” でもあります。
私どもは、心・技・体の調和が取れた活動によって災害に備え、皆さま方の安全・安心や心の豊かさに通じる、お役に立ちたいと考えております。

活動の目標

まぁるい日本

厳しくも美しく恵まれた自然環境のもと、日本人は、危機時と平時の生活のバランスをとって大災害を乗り越え、人々の考え方の相違を取り込む柔軟性とそれを発展させる創造性を発揮して、繁栄を築いてまいりました。
「和」という言葉で表現される日本人の精神性、融通無碍に形を変えつつ異質なものを包み込んで発展していく心の強さは、「まぁるい」円で象徴されます。今、私たちのDNAのなかに受け継がれているこのような逞しい考え方と生き方が、真に必要とされる時代になっています。
災害防止研究所は活動を通じて、人々の心を癒やし、しなやかなレジリエンスに富んだ心で、将来に向かってよりポジティブに生きていく強い「まぁるい日本」の心を養っていくことを目標としています。

代表理事メッセージ

災害に強いニッポンを目指して
安心・安全を自ら創り出せる社会を

一般社団法人 災害防止研究所
代表理事 吉田明生

災害は日常であり、大規模な震災は、日本における「目の前の、今そこにある危機」となっています。
災害防止研究所は、「自分の安全は自分で確保する」という「自助」の精神を啓発・普及することを目的として設立し、「自助」と「共助」と「公助」を信頼でつなぐ活動をしてまいります。

災害防止研究所 4つの約束
  1. 暮らしのなかで役に立つ「自助」能力を普及し、習慣化することを目指します。
    1. 防災グッズを用いた災害対処要領
    2. 命を救う救急処置とサバイバル能力
    3. 最悪の事態を予測して災害に備え、困難を乗り越える危機管理の考え方
  2. 「共助」に不可欠な、自衛隊で実践されているリーダー養成のノウハウを普及します。
    1. 折れないしなやかな心(レジリエンス)を養うノウハウ
    2. リーダーシップを発揮するノウハウ
    3. チーム作り(チームビルディング)のノウハウ
  3. 自治体や企業、各種団体等と連携を図り、「共助」のネットワーク化を目指します。
  4. 地域における災害の教訓、歴史・文化・伝統、地域とのつながりを大切にするとともに、「公助」への信頼を強くことを目指します。

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