設立趣旨
災害に強いニッポンを目指して
安心安全を自ら創り出せる社会を
名誉会長 柏木白光 挨拶
心・技・体の調和が取れた活動で
災害に備え、安全・安心や心の豊かさに貢献を
災害防止研究所は、人が生きていくうえで障害となるあらゆる災害を乗り越え、逞しく生きていく人材を養成することを目標に掲げています。
コロナ禍のなか、災害から生き残る術としての物や知識や技術を普及するとともに、心を癒やし、困難に負けない心を養い、心のつながりを求める時代となってまいりました。
大きな変革を引き起こす災害に対処しなければならない時代は、私たち一人ひとりの心の持ち方が問われる、文字通り、“心の時代” でもあります。
私どもは、心・技・体の調和が取れた活動によって災害に備え、皆さま方の安全・安心や心の豊かさに通じる、お役に立ちたいと考えております。
活動の目標
厳しくも美しく恵まれた自然環境のもと、日本人は、危機時と平時の生活のバランスをとって大災害を乗り越え、人々の考え方の相違を取り込む柔軟性とそれを発展させる創造性を発揮して、繁栄を築いてまいりました。
「和」という言葉で表現される日本人の精神性、融通無碍に形を変えつつ異質なものを包み込んで発展していく心の強さは、「まぁるい」円で象徴されます。今、私たちのDNAのなかに受け継がれているこのような逞しい考え方と生き方が、真に必要とされる時代になっています。
災害防止研究所は活動を通じて、人々の心を癒やし、しなやかなレジリエンスに富んだ心で、将来に向かってよりポジティブに生きていく強い「まぁるい日本」の心を養っていくことを目標としています。
代表理事メッセージ
災害に強いニッポンを目指して
安心・安全を自ら創り出せる社会を
一般社団法人 災害防止研究所
代表理事 吉田明生
災害は日常であり、大規模な震災は、日本における「目の前の、今そこにある危機」となっています。
災害防止研究所は、「自分の安全は自分で確保する」という「自助」の精神を啓発・普及することを目的として設立し、「自助」と「共助」と「公助」を信頼でつなぐ活動をしてまいります。
災害防止研究所 4つの約束
- 暮らしのなかで役に立つ「自助」能力を普及し、習慣化することを目指します。
- 防災グッズを用いた災害対処要領
- 命を救う救急処置とサバイバル能力
- 最悪の事態を予測して災害に備え、困難を乗り越える危機管理の考え方
- 「共助」に不可欠な、自衛隊で実践されているリーダー養成のノウハウを普及します。
- 折れないしなやかな心(レジリエンス)を養うノウハウ
- リーダーシップを発揮するノウハウ
- チーム作り(チームビルディング)のノウハウ
- 自治体や企業、各種団体等と連携を図り、「共助」のネットワーク化を目指します。
- 地域における災害の教訓、歴史・文化・伝統、地域とのつながりを大切にするとともに、「公助」への信頼を強くことを目指します。