降った雨は、地中に浸み込んだり、地表面を流れたりして川に集まります。

地中に浸み込んだ雨は土砂災害を発生させ、地表面に溜まった雨は浸水害をもたらし、川に集まった雨は洪水災害を引き起こします。

気象庁は、土壌にしみこんだ雨を「土壌雨量指数」、地表面に溜まる雨を「表面雨量指数」、河を流れ下る雨を「流域雨量指数」という3つの「指数」で表し、「雨量」そのものよりも適切に災害リスクを評価・判断し、的確な警報発表をするように努めています。

気象庁|警報の危険度分布 (jma.go.jp)

降雨量と天気予報は、気象庁が所掌。

河川の水位やダムの放流などは気象庁と国土交通省が連携して、土砂災害の危険度は気象庁と国土交通省と都道府県が連携して、警戒情報を発信しています。

上流域での集中豪雨の予測、河川の水の流量の変化などの経験値などを考慮し、市町村は、避難指示を出すことになります。

データの蓄積、普段からの役所間の良好な連携、人間関係が不可欠になります。

市町村の任務、重大です。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-769-1430x1200.png