第1回まぁるい日本プロジェクト賞を新九協同株式会社の主催する「水辺のふれあいプロジェクト」に授与しました。

災害防止研究所の活動の「まぁるい日本プロジェクト」という愛称は、さまざまな災害や障害を乗り越え、すべてを包摂して「まぁるく」包み込んで生きていこうという、日本人が受け継ぐべき「和」の精神性を大切にし、成長と発展を目指していこうという思いを表しています。

今回、新九協同株式会社の濱田龍介社長が、2010年以来継続してきた「水辺とふれあいプロジェクト」という海辺の清掃活動を通じて、心のつながりや人間の成長を求める活動、次世代の人材作り、地球環境づくりを目指す実践活動を顕彰させていただくことになりました。

ひきこもりの子供たちを海辺の清掃という活動に連れ出し、独居老人との交流の場に拡大して、地域の人たちや社会とのつながりのきっかけを与え、海という大自然の力を借りながら、自分自身を再発見していく・・・・そして、そこで育った子供たちが後輩の面倒を見たり、地域の活動に参加するようになったり・・・。

10数年継続してこられた地道で素晴らしい活動に、「第1回まぁるい日本プロジェクト賞」を授与できることを、大変嬉しく思います。

海辺の清掃活動から始まったこの活動が、心の豊かさを育み、次世代の人材育成に貢献し、海を越え、時代を超えて、地球環境づくりに役立つように応援して参ります。