第96回東京インターナショナルギフトショーにおいて、セミナーを開催しました。
日本は、111個の火山を有する世界有数の火山大国です。
日本を象徴する富士山。過去に幾度も噴火を繰り返してきましたが、その被害様相などについて、あまり報道されたことがありませんでした。
これまで13回の富士山火山防災対策協議会が開催され、富士山近傍の3県、山梨県、静岡県、神奈川県に住民の避難計画策定を促してきましたが、国としての富士山噴火に対する対策はなおざりにされてきたと言って良いでしょう。
富士山噴火は、大地震などとはまったく異なる様相をもたらします。
一つは、日本の東西の陸路の交通(道路、鉄道)の遮断
一つは、羽田と成田の二大空港の利用制限
一つは、火山灰によるIT機器に及ぼす影響
一つは、火山灰による健康被害、農林水産業に及ぼす影響
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これらの火山灰による被害状況は、正確に予測することすらできていません。
もちろん、私たちの生活に及ぼす影響も、です。
それを考えるきっかけにしようというのが、このセミナーの狙いです。
また、さまざまな災害がありますが、その考えられない災害を予想するときに、何を、どのように考えたらよいのかについて学ぶケーススタディだと考えて、このセミナーのテーマを選定しました。
セミナーの様子は、後ほどYoutubeで公開しますので、お楽しみください。
HPに富士山噴火に関する興味深い動画を選定していますので、ご覧ください。