10月

『仏蘭西料理と私』~No35 フランス風~【龍圡軒 四代目店主 岡野利男シェフ】
《料理をテーマにしたお話がこんなに面白いのだとは知りませんでした。「食」は、人間が生きることそのものだからでしょうか。 和風も、何が和風で、何をもって和風とするか・・・。子どもの頃の食事と今の食事でもまったく異なるような […]
《料理をテーマにしたお話がこんなに面白いのだとは知りませんでした。「食」は、人間が生きることそのものだからでしょうか。 和風も、何が和風で、何をもって和風とするか・・・。子どもの頃の食事と今の食事でもまったく異なるような […]
《岡野さんの料理の話を読んでいると、当たり前だと思っていた食事や料理が当たり前ではなく、技術や創意工夫や社会の変化にもまれてきた歴史を感じます。 当たり前の存在を、周囲の変化に対応させていくのか、周囲の変化を先取りして意 […]
《ずーっと先祖をさかのぼっていくと、日本人皆、どこかで血がつながっていることになってしまいます。そういう人のつながりに気がついたとき、奇遇だね、偶然って恐ろしいね、何かの縁だよなって言っていたつながりが、偶然ではなく、必 […]
《若い頃は宗教やお墓に関心はありませんでしたが、年を取るにつれ、親や親しい方が亡くなったり、色々な方との出逢いがあったりするなかで、お墓や宗教家との関わりが多くなり、精神的な世界への関心が強くなってきたように思います。 […]
《「話が面白いから」・・・確かに、そう言ったなぁと・・・、大変失礼いたしました。もうちょっと深みのある表現をすればよかったのですが、私がそんな表現をしようとしたら、きっと臭くて、受けていただけなかったでしょう。 でも、こ […]
《私は子どもの頃、大人は、古典やクラシックなど、古いものをありがたがっているけれども、不思議で仕方がありませんでした。新しくて、ピカピカしている方がいいじゃないか、程度の発想しかありませんでした。 でも、年を取ってくると […]